ある人達は「ユダヤ人とは誰か」について論議します。また書店などで見られる反ユダヤ主義の本は、現在イスラエルに住んでいるユダヤ人の大半は約束されたアブラハムの子孫ではないと主張しています。

イスラエル帰還法の定義や血統としての定義、宗教上の定義など論議はつきません。

では事実はどうなのでしょうか。この事に関して、私達よりサタンの方がよく理解しているようです。

(ヨエル1:4) 「かみ食らういなごの残したものは、群がるいなごがこれを食い、群がるいなごの残したものは、とびいなごがこれを食い、とびいなごの残したものは、滅ぼすいなごがこれを食った。」

ユダヤ人たちはまさにこのような絶滅の危機を通らされました。

20世紀のヒトラーのユダヤ人虐殺をはじめ民族抹殺計画が歴史上で何度も繰り返されてきました。

現在世界中から帰還している彼らがユダヤ人でなく、その帰還に霊的な意味が何も無いならどうしてこれほど執拗なまでにサタンはユダヤ人を滅ぼそうとしなければならなかったのでしょうか。

旧ソ連の鉄のカーテンが落ちてユダヤ人の帰還が本格的になってからイスラエル国内でさらに多くの抵抗が起こったように見えます。

 

サタンの目から見て、現在イスラエルに住み、イスラエルに帰還している人たちは紛れもなくユダヤ人であり、その帰還を何としても阻止しようとしています。

無差別に行われているように見えるテロも、ロシアからの帰還者が意図的に狙われる事も珍しくありません。それはロシアからの帰還希望者達に恐れを抱かせる為なのです。

そして神の目から見ても彼らは紛れもなくユダヤ人です。私たちは神の視点に立って彼らがアブラハムの子孫であり、彼らを助けることが私たちに与えられた使命であることを知るのです。


貧しいユダヤ人家庭の食卓

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