台頭する反ユダヤ主義

ロシアにおいて反ユダヤ主義が再び起こっています。

悪魔は常に神の選びの民、ユダヤ人を滅ぼそうとしてきました。ユダヤ人は世界の歴史上において何度も民族絶滅の危機がありました。それは3500年前のエジプトで2500年前のペルシャで、また我々の記憶に新しいナチスドイツによるユダヤ人絶滅計画などがそれです。

そこで私達にある疑問が生じます。なぜユダヤ人だけそのような苦難に会うのでしょうか?

それはサタンにとってユダヤ人を絶滅させる必要があったからです。

かって神様はアブラハムの子孫からイエスキリストを生みだすことを約束されました。サタンはそれを妨げる為にエジプトの王パロを用いてユダヤ人を絶滅させようとしました。またバビロン捕囚時代にもハマンによる民族絶滅計画がありました。

 


あるロシアの街角に張られたポスター

それらはいずれも失敗に終わり。神の約束にしたがって。今から2000年前に救い主イエス・キリストがこの世に来られました。キリストは十字架の死と復活により、サタンの仕業を滅ぼし、サタンの敗北が決定いたしました。

それゆえサタンの最後の悪あがきは自分の終わりの時を引き伸ばす為に今度もまたユダヤ人を攻撃しました。なぜなら聖書の約束にしたがって、イスラエルが建国されユダヤ人がその土地に戻らなければ終わりの時は来ないからです。


破壊されたユダヤ人の墓

しかしながら歴史上のあらゆる困難を乗り越えて聖書の預言通りにイスラエルが再建された今、サタンは必死でそれを食い止めようとしています。なぜならイスラエルにユダヤ人たちが戻ったときこそ、キリストの再臨のときであり、サタンの最後のときだからであります。

 

それゆえ年々ロシアの各地でユダヤ人に対する迫害が起こっています。それは都市部だけではなく、地方の村落においても表面化しています。

それゆえ私達はその働きを早めなければなりません。なぜなら漁師(クリスチャン)のあとに来るのは狩人(迫害)であるとエレミヤ書16章に預言されているからです。

 

あるロシア人はインタビューにこう答えていました。

「一人のロシア人が一人づつユダヤ人を殺せば、ロシアにおけるユダヤ人問題は無くなる」と。

それゆえ私達はこの事実を真剣に受け止めて、時を早めていかねばなりません。

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